ちょっと!あんた!珍しい名字ですよ!
雨が続いたあとに、久々の晴れ間
朝は霧がかかって、我が家の2階から眺める景色は幻想的な風景だったのだが
今は午後の日差しに溶けそうになっている僕です。
最後にキスしたのはいつだろう。。。
そんなことを考えながら、「おっぱいアイス」を買ってきたので
食後に食べるのを楽しみに、あと少しだけ頑張ります。
そうです。元おっぱい星人の『ろくすけ』です。
とある事情により元だからね。元、元、元ね!
元なんだから。。。(涙)
・・・
さて、突然ですが僕には、初めて会った人から名前を聞いた時、とりあえず言おうと決めているセリフがあります。それは、
「珍しい名字ですね」
それは珍しかろうが、珍しくなかろうが関係ないんです。とにかく言ってみるわけ。
「はじめまして。所古(いこま)と申します。」
「珍しい名字ですね。」
この場合、すんなりと話が進むわけなんですが、これが以下の場合が面白い。
「はじめまして。佐藤(さとう)と申します。」
「珍しい名字ですね。」
え!?
大抵の場合、ここで嫌な雰囲気になります。僕を「こいつバカにしてんの?」という目で見てきたり、もう一度名前を言い直す人もいます。
そんな時は、「いや~、佐藤っていう名字の人、今まで会ったことも聞いたこともないんですよ。珍しい、珍しい。」とか言って乗り切るわけです。
これは、僕が一時期仕事で営業をやっていた時に生み出した技で、最初に会った人に強烈なインパクトを与えます。それが平凡な珍しくもない名字であればあるほど。ま、営業成績には関係ありませんし、怒られることもあります。ただの遊びです。
これを思いつく前、友人が「アベさん」っていう名前の人に会った時のこと。漢字を知りたかったらしく、彼がアベさんに聞いたセリフが衝撃的だった。
「安いアベさん?それとも阿呆のアベさん?」
最初、意味がわからなかったが、漢字で書いて意味がわかった。
安いアベさん → 安倍
阿呆のアベさん → 阿部
安い、阿呆、両方共あまり良い印象を与えないワードを口にして漢字を聞き出す彼のテクニックに、僕は強烈に感動したのだ。
かっけ~。
それ以来、何か名前を聞くときに面白いこと出来ないかな~って考えた結果、これだった。因みに僕の本名の名字は「伴」。読み方は「ばん」。ローマ字で「BAN」。親戚以外で同じ名字の人に会ったことはないから、珍しい名字の部類に入るのだろうか?
今でも名前を漢字で書くと「中国の方ですか?」と言われることもある。その時はもちろん、「マダ ニホンキテ ナガクナイデスカラ ニホンゴ ワカラナイヨ」って答えます。8割ぐらい信じて頂けます。ありがとう。
あと電話とかで、「お名前は?」とか聞かれて、「あ、バンです。」とか答えると「アバンさんですね?」とかいう、ちょっとオシャンティーな名前に変わることがあります。その時ももちろん「Yes!」でオーケー。後々困ることもあるのだが、今まで何とかなってきたから大丈夫。
さて、話を戻そう。先日、我が家のインターホンが鳴った時のこと。普段なら、モニターで確認してから対応するのだが、たまたま玄関にいたので、そのまま出てしまった。すると
「心に迷いがある方に、この本をお配りしております」
心が無い僕には関係ない話なのだが、おばちゃん2人が、本を手渡そうとしている。
「あの、知らない人に物を頂くわけには…」
そう言うと、首から下げた名札を見せ、自己紹介をしてきた。たしか「スズキさん」と「ヤマシタさん」だったと思う。宗教の勧誘だということは分かっていたので、「その本、僕も持ってます!」とか言って帰ってもらうつもりだったのだが、気の迷いで「珍しい名字ですね」と返してしまった。あああ。
ところで、宗教ソムリエって知ってます?世の中には色んな宗教がありまして、ワインのソムリエが料理にあったワインを選ぶように、その人に合った最高の宗教を提案する宗教案内人、それが「宗教ソムリエ」。紹介した宗教先から紹介料を頂くというビジネスモデル。ってのを思いついたんだけど、そもそも宗教に興味ねーし、紹介するほど知らないので5秒でやめました。関係ね~けど。
話がまた脱線しました。で、おばちゃん達に「珍しい名字ですね」と言ったら、「そうなんですよ」って予想外な返答が来て、こっちがフリーズ。フリーズしている間に話が始まってしまったわけ。僕から出ているオーラの話、幸せなんちゃらの話。おばちゃんパワーすげーぜ。で、気が付くと先ほどの本が僕の手元に。「あ、鍋の火つけたままだゎ」なんて言いつつサヨナラしたんだけど、この本どうしよう。。。
◀教訓▶
宗教おばちゃんに、僕の遊びは関係ない。
ほいじゃ。。。